シェアハウスは、ほかの住民と共同生活をするため「家賃が安い」「家具の購入費用が不要」といったメリットがあり、入居にかかる費用が抑えられるのが嬉しいポイント。
ただ、入居時は初期費用がどのくらいかかるのか、どれくらい費用を用意すべきか疑問に思っているのではないでしょうか?
そこで、本記事ではシェアハウスを検討している方に向けて、入居時の初期費用をまとめてみました。
▼この記事に書いていること
さらにシェアハウス入居時の手続きやクレジットカード払いが可能かについても解説していますので、参考にしてみてください。
シェアハウスの初期費用まとめ
引用元:Pixabay-台所 ダイニング ルーム テーブル – Pixabayの無料写真
シェアハウス入居にかかる初期費用の項目としては主に以下の4つがあります。
▼シェアハウス入居に伴う初期費用の項目一覧
シェアハウスによっては、別途事務手数料がかかるケースもありますので、初期費用として支払わなければいけない項目に関しては事前に問い合わせておきましょう。
それでは、一つずつ解説します。
前家賃
シェアハウスの前家賃は一般的な賃貸物件と同様、家賃の1ヶ月分が相場であるケースが多く、例えば家賃が6万円のシェアハウスであれば、前家賃も6万です。
ただ、シェアハウスは一般的な賃貸物件よりも家賃が安い傾向にあるため、同様に前家賃も安価である可能性が高いでしょう。
また、日割り家賃(入居した日から月末日までにかかる家賃)が設定されている場合は、前家賃にプラスでかかるため、入居日によって支払う家賃が変動する可能性があります。
共益費(光熱費・通信費等)
共益費はシェアハウスによって大きく差がありますが、部屋のタイプが個室かドミトリー(ひと部屋に数人が入居する形態)かによって異なります。
▼共益費の相場
- 個室タイプ:10,000~15,000円
- ドミトリータイプ:7,000~10,000円
シェアハウスの場合、共益費は水道・光熱費やインターネット代のほか、共有スペースの備品や消耗品、清掃費といった住民が使うものやサービスにかかる費用を賄うことに使われます。
そのため、水道やガスを使いすぎてしまうと追加料金が発生する恐れも。
また、大型のシェアハウスであると共益費が高い傾向にあるようですよ。
火災保険料
火災保険は保険会社によりますが、10,000~20,000円(保証期間2年)が相場のようです。
ただ、シェアハウスの場合は運営会社やオーナーが火災保険をすでに選んでいる場合が多いので、契約時に指定の火災保険への加入を促されるでしょう。
デポジット(保証金)
シェアハウスではデポジット(保証金)と呼ばれる費用があり、相場はおよそ30,000~50,000円と言われています。(シェアハウスによって変動あり)
もし「床や壁に傷をつけてしまった」「設備を壊してしまった」など、シェアハウスに何か損害を加えてしまった時に使われる費用です。
賃貸マンションで例えると敷金のようなもので、退去時に返金されるケースが多いようです。
デポジットがないシェアハウスもありますので、初期費用に含まれているか確認をしてみましょう。
初期費用なし・無料のシェアハウスはある?
引用元:Pixabay-リビングルーム ソファー インテリア デザイン – Pixabayの無料写真
シェアハウスによっては初期費用がほぼかからない・なしといったところもあるようですね。
また、SNSや地元掲示板系のサイトでは「シェアハウスを無料でお貸しします」といった情報も存在はするようです。
ただ、共益費や火災保険料、デポジットといった初期費用は住民が気持ちよく過ごすために使われる費用でもあるので「初期費用なし・無料」で良いのかはよく検討しましょう。
シェアハウスによっては「家賃1ヶ月分無料(フリーレント)」や「ギフトカードプレゼント」といったキャンペーンを実施しているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
シェアハウスの手続きとは
引用元:Pixabay-節約 不動産 住宅ローン債 – Pixabayの無料写真
シェアハウスの入居までの手続きは以下の流れで進められます。
入居までの流れ | 詳細 |
---|---|
①契約 | 1.物件を探し、気になるところがあれば見学をする 2.物件を気に入れば、契約申込をし、審査を経て契約 |
②初期費用の支払い | 1.契約成立後、必要書類を提出する 2.初期費用を支払う |
③入居 | 入居日に鍵を受け取って引っ越しをする |
契約成立後の必要書類は、身分証明書や印鑑、住民票、源泉徴収票などがありますので、速やかに提出するように心がけましょう。
シェアハウスに必要なもの・持ち物
引用元:Pixabay-歯科 歯磨き粉 歯ブラシ – Pixabayの無料写真
シェアハウスに入居するにあたって「何を持って行けばいいの?」と疑問に思っているかもしれません。
そこで、シェアハウスに必要な持ち物を以下に例として挙げてみました。
▼シェアハウスに必要な持ち物
- 寝具(枕・布団・シーツなど)
- 衣類
- 靴
- タオル
- 歯ブラシ
- お風呂セット
- ハンガー
- ドライヤー
シェアハウスは家具家電が完備である場合が多いため、旅行に行くときの持ち物をイメージすると良いでしょう。
寝具は貸し出しをしてくれるシェアハウスもあるようですが、使い慣れているものを自分で用意する方がベター。
また、ドライヤーに関しては、住民同士で取り合いになったり、風量が弱かったりする場合があるので、ご自身のものを持って行くと良いでしょう。
さらにシェアハウスに必要な持ち物に関して以下のような疑問点もありました。
ひとつずつ見ていきましょう。
シェアハウスにベッドは持ち込める?
シェアハウスは生活に必要な家具家電は完備されているケースが多く、ベッドも備え付けのものがある場合は持ち込みは必要ないでしょう。
シェアハウスのなかには、家具の備え付けがないところもありますので、その場合はベッドを持ち込む必要があります。
ベッドを持ち込みが必要かどうかは、入居前に備え付けの家具家電を確認して判断しましょう。
シェアハウスの備品は何がある?
シェアハウスの備品としては以下が挙げられます。
▼シェアハウスの備品(例)
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 炊飯器
- 電子レンジ
- 電気ケトル
- テレビ
- 衣類用のアイロン
- 食器類
- カーテン
- エアコン
共同で使用する大型の家具家電は備え付けてある場合が多いようです。
こちらもシェアハウスによって備品は異なりますので、入居前に確認しておきましょう。
シェアハウスでの便利グッズはある?
シェアハウスで活躍する便利グッズとしては以下のようなものが挙げられました。
▼シェアハウスでの便利グッズ
- スリッパ
- お風呂用のカゴ
- 衣類用収納ケース
- ワイヤレスイヤホン
- 耳栓
ワイヤレスイヤホンや耳栓といった耳につけるものは、住民の生活音が気になる方にとって重宝されているようでした。
シェアハウス大変だよなー、俺もアイマスク耳栓完全防備で寝てるよ 引用元:X-@marumarucanada
また、シェアハウスは収納スペースが少ないということもあるため「衣類の収納グッズはあると便利」という声もありました。
コートやアウターを収納出来るような場所が無いから100均行ってグッズ買ってきたこういう時シェアハウスって困る(収納場所の少なさで。家賃的には最高←) 引用元:X-@__pink__manami
ご自身のシェアハウス生活をより快適にするためにも、便利グッズの活用を検討してみてくださいね。
シェアハウスはクレジットカード払い可能?
引用元:Pixabay-プラスチックカード 支払い お金 – Pixabayの無料写真
シェアハウスによっては初期費用や家賃の支払いをクレジットカードで行うことも可能です。
クレジットカードであれば、カード利用でポイントが稼げるため、ぜひとも利用したいところですよね。
しかし、場所によっては支払いが口座振替や振込のシェアハウスもありますので、クレジットカード決済ができるかどうかを入居前に確認しておきましょう。
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