
5/10(水)トランジションタウン神戸◆聴き合う話し合い・心の探究会のご案内
こんにちは。
神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。
2022年7月から、
トランジションタウン神戸(通称 TT神戸)
の企画として、内面の変革 インナートランジション的な集いとして、
月に一度、心の探究会を開いております。
次回は 第8回目 3/1(水) 9:30 – 16:00 です。
『知る』をテーマにした全4−6回くらい?! の第一回目となります。
(2022年8月〜2023年1月までは、『聴く』をテーマにした全6回コースを終えました)
探究会の後は、
・トランジションタウン神戸の活動に向けてのミーティング
16:15 – 17:15
まで1時間、設けております。
対話会をベースにした心の通い合う仲間たち、
トランジションタウン神戸メンバーと、何かやっていきたいなー、という想いをお持ちの方、
ぜひ探究会後のミーティングにもご参加ください♪
当日の詳細は、facebookのイベントページ 近々作成いたしますね。
これ まだ更新してない過去の情報です。
https://fb.me/e/3i2Hbea4J
1/30(月) 心の探究会◆テーマ:どんな社会に生きていきたいかな?
次回のテーマは
- 知るとは?
です。
目次
心の探究会とは?
“聴き合う話し合い” という対話をベースにした、学び合い・気付き合いの場です。
“聴き合う話し合い”って? 何を大切にしているか
- どんな想いで、今ここに、自分がいるかな?
- どんな社会に暮らしたいだろう?
理想の暮らし、家族みんなが安心に暮らせる社会を考える上では、
自分の関わる人(家族、職場、その他色々なグループや活動仲間)と、の対話が欠かせません。
TT神戸 というグループで、何かをやるにしても、
- どんな風にやりたいか
- 何をこだわりたいか
- 何を大切にしたいか
- 本当は、その活動には興味がないけど、なんとなくやってる
- ぶっちゃけやりたくないけど、好きな活動だけやるっていうのも言い出せないな
などなど、それぞれに気持ちがある訳です。
お金のためにやってる訳でもなく、上司や部下もない。
みんな横並び、対等な団体であっても。
たとえ活動の理念には、自由にやろう。やりたい分だけやろう。とみんなに共有していても、
心の底から自由きままに、やれる人がどれだけいるでしょうか。
- 途中で抜けたり
- 好きに休んで、また気が向いたらやろうかな と伝えてみたり
- おもしろくないなー、と伝えたり
- 活動するメンバーに対して、不快な気持ちが沸いてる、ということを伝えたり
そんな風にできるでしょうか。
遠慮や、気兼ねのあるメンバー同士だと、なかなか言い出しづらかったりします。
- 自由に、思ったことを言える環境かどうか。そんな自分かどうか。
- 相手の言ったことをそのまま何でも受け止められるだろうか。

という気持ちが自然と沸いてくる関係性が、TT神戸のメンバー間でできているかどうか。
一人ひとりが、自分の内面と向き合うことや、
周りのみんなが心寄せて、聴こうとしてくれる状態かどうか。
個人の内面
仲間の状態(社会環境 とも言えるかな)
その両方をテーマとして、グループで対話をする時間を設けています。
1日の流れ
9:30 〜 16:00
◆午前
自己紹介 チェックイン(今わたしの感じていること)
資料を使って輪読。検討する時間
昼食
◆午後
テーマについて探究する時間
参加人数や、メンバーによって、
午前の部からテーマについて探究を始める時もあります。
一人ひとりが、安心して、なんでも話せる場、空気感を創ることを第一に、
進行しています。
場所・参加費・持ち物など詳細
◆場所 神戸シェアハウス和楽居オーガニック
https://sharehouse-warai.com/kobe-share-house-warai#i-11
◆持ち物 持ち寄りご飯
ご飯は、人とシェアしても、自分の分だけご持参いただいても自由です。
僕(いのじ)は、土鍋で玄米を多めに炊いて用意させていただきます。
◆参加費 500円〜(ドネーションにて)
トランジションタウン とは
トランジションタウン という活動について、
僕自身が捉えているのは
安心して暮らせる社会を足元から創っていこう とする活動
です。
この2〜3年でも、日本、そして世界の情勢に目をやると
戦争、物価高騰、コロナウイルス、ワクチン接種の是非、、、
いろんな情報が飛び交い、陰謀論とも言われる情報まで視野に入れて検討していくと、
一体何が真実で何が嘘なのか?!
一般人の僕らは、蚊帳の外 な感じ。
世に溢れる情報は、多くが直接見聞きした話じゃなくって、2次情報だから、ホンマかウソか、よく分かりません。
ただ、地球の資源には(おそらく)限りがあるし、
水不足、食糧難。大災害、が起きたらどうすんの?
こんなことをちょびっとでも考えたことがある人、
僕以外にも、いるんじゃないでしょうか?
スーパーやコンビニにはモノが溢れ、毎日たくさんの食べ物が廃棄されてる。
それなのに、子どもの貧困 という言葉も最近よく耳にする。
目の前にある”資源”をどうすれば、活かし合える社会を創っていけるだろう
そんなことを やりたい人が、やれるぶんだけやってみる。
そんな活動かな。
資源ってなんだろう。
物質的な資源とは
石油、水、食べ物、家、空気、車、土、、、、
色々ありますよね。
人があふれる街での暮らし。モノよりすごい”資源”が埋もれてる?
それは一体なんでしょう?
人 だと思います。
僕たちの暮らしは、
日々、服を着て、食べ物を食べ、家で寝て食べて。建物の中で仕事もして。
生活に欠かせないモノ、衣食住に関する(ほぼ)全て。
誰が用意してくれたんだろう。
全ての食べ物、工業製品には人の手が加わってる。
機械で作ったとしても、機械は僕らの先人が知恵を絞り、研究を重ね、改良を重ねてきた結果、
言い換えると、人の努力の結晶です。
人が群れを成し、社会を創り、快適な暮らしを求めて積み重ねてきた結果、
現代社会では多くの人が、自分の衣食住に関わることをやらなくっても
誰かに用意してもらえる時代になりました。

手を取り合って
多くの人が、
多くの人に支えられながら、
今の暮らしを送っていると思います。
ただ、生活の全てを顔の見えない誰か がやってくれている、と思うと、
その緻密で、複雑に絡まり合ったシステムが止まってしまったら、僕らの暮らしはどうなるんだろう?
- 電気・ガス・水道が止まったら?
- 海外から運ばれてくる石油、天然ガスが止まったら? ものすごく高騰したら?
今の、便利で、何かに依存して、全てお金のやりとりで済ませている。
この暮らしは成り立つのかな?そんな気持ちもある。
大きなシステムに全てを依存して暮らすことから、
地域内で、人と人が繋がり、
それぞれの知識・経験という”人的資源”を活かし合うことができたら、
心底、安心で、内面的にも、物質的にもより豊かな暮らしが実現するんじゃないかな。
そんなことを思い、僕なりにトランジションタウンの概念が好きなので、
TT神戸に関わり、アースデイ神戸への出展など、共に活動をしてきました。
そして、近頃、取り組み始めたのが、心の探究会です。
トランジションタウン
について、より詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。
“探究” 対話を通して自分を知り、相手を知り、人間を知る
サイエンズメソッドをベースに”聴き合う話し合い” の場を設けています。
サイエンズメソッドとは、
「サイエンズ(SCIENZ) 」という言葉は、
Scientific Investigation of Essential Nature
(科学的本質の探究)の頭文字、”SCIEN” と、
Zero(ゼロ・零・原点・無・空などの意味)によるものです。「科学的本質の探究」をやさしく言うと、どこまでも「分かった」「できた」等、結論づけない営みとも言えます。
「人間らしく生きる」のも、「誰もが本心で生きられる社会を創る」のも、願っているだけでは決して成るものでなく、それを実現し得るメソッドが必要です。
「人間を知る」にはじまり、人間らしく生きられる「社会実現」までの一貫した方式のことを”サイエンズメソッド”と呼んでいます。
《人間の考えであることの自覚》
《事実・実際はどうか》
《本来・本質・本当はどうか》という過程を経て、
《理想を実現する》という方式です。人間を知り、人間らしく生きる営みとも言えます。
人の知性により、人の内面の変容と社会変革が同時並行で進んでいく人知革命が進んでいきます。
これは、あらゆるところに適用できます。サイエンズスクールJAPANのHPより引用
https://www.scienz-school.org/hp/scienz.html
“聴き合う話し合い” 対話の進め方
- 1つのテーマについて、数分間、自分の中を観察します。
トランジションタウン神戸探究会_自分と対話中
- 人の考えや意見に触れる前の、自己観察を通して見えてきたもの。それをホワイトボードに書き出します。
- みんなでせーので見せ合い、そして発表します。
トランジションタウン神戸探究会_ボードに書いて発表します
- 一通り、みんなの発表を聞いた後、自分の発表したものや、人が発表した内容について検討し合います。
自分の書いたことと、人の書いたこと。両方を見て、知っていくことで
- 人って、それぞれ違うんだ、ということを知ったり
- 自分自身が、人に発表するときの心の癖に気付いたり(人に評価されそうなことを書きたくなったり)
- 人から問いをもらうことにより、果たして自分の書いたものが、実際にはどうなんだろう? と探究を進めていく上でのヒントになったり
なかなかおもしろいですよ。
ファシリテーター(進行役) はいますが、
答えを提示する人はいません。
答えのない問い をテーマにして、
自分の内面を観察したり、
他社の心・内面で起きていることについて質問をしていきます。
深く聴いてもらう実体験や、
深く聴ける、という実体験を通して、
それぞれが日常生活の中でも、
心の通う話し合いができる人 になり、
それぞれの持ち場で、足元から、
人と共に満たし合っていけるような
やさしい社会が広がっていくことを願っています。
どんなテーマでやってるの?
8月〜11月
- 話し合いとは?
- 心の通う話し合いとは?
- 家庭や職場で安心して話し合えていますか?
11月
- なぜ話し合えないのだろう?
- 聴けないときの私の内面は?
12月
- 聴くとは?
- 聴くが実現ずるには?
1月予定 話し合い & 聴くシリーズ 全6回の最終回
- 私はどんな社会を創っていきたいかな? どんな社会に生きていきたいかな?
2月以降は、知る を知る。知るために全3−4回コースを予定しております。
毎回、お題を変えて、
- 対話について
- 自分の生き方について
など、少しずつ深まっていくように、考えています。
常に試行錯誤なので、みんなからの意見・アイデアも取り入れながら、
常に改良し、発展途上の取り組みです♪
参加者の方からの声
- 職場で日々辛い想いを重ね苦しんでいたのが、ずいぶんと楽になりました。
- これまで対話を諦めていた妹と、意見が衝突した時、その翌日には妹があの時どんな風に感じていたのか?を聴きたくなり、自分がどんな風に感じていたのか、も伝えてみた。妹と話し合うことができて、お互いに安心して話ができた。こんな経験は人生初なので驚いた。
- 一人では当たり前すぎて全く気が付かなかった自分自身の心の癖に気付くことができた。
- 人の変化を目の当たりにして、自分ごとのように嬉しく感じた。探究 という対話への可能性を感じる。
- 穏やかに自分と対面することが久しくなかった様に思います。自分の心のためにも、とっても貴重な時間でした。
なんでも安心して言える、聴ける仲間から、
本棟に願う社会創りが始まるように思います。
持続可能な社会づくりは、持続可能な人間関係から。
活動ミーティングのお誘い
毎月の、探究会後には、トランジションタウン神戸の活動に向けてのミーティングを
16:15 – 17:15
まで1時間、設けております。
対話会をベースに心の通い合う仲間、
トランジションタウン神戸メンバーと、何かやっていきたいなー、という想いをお持ちの方、
ぜひ探究会後のミーティングにもご参加ください♪
地道に続けていきますので、このブログ記事を読んでくださった方、
神戸・垂水エリア以外の方でもウェルカムです。
探究
“聴き合う話し合い” を通した対話の場は、
シェアハウス生活や、地域づくり以外でも、
職場、家庭など様々な場で活かされる学び合い(気付き合い)の時間です。
多くの人のご参加を待ってまーす!
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