![シオコレ](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/1ba3a725-81cd-44ad-b79e-0792b92d3406-1-e1608135238353.jpeg)
シオヤコレクションがアツイ◆地域を育てるチャリティーショップ(神戸・塩屋)
こんにちは。
神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。
![](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2017/11/inoji-1.jpg)
クラウドファンディングやってるよ!
https://motion-gallery.net/projects/shioyacollection
今日は、僕が心から尊敬してて、何かとお世話になっている、
塩屋の友人、澤井まりちゃん、
そして、まりちゃんが塩屋の仲間達と、
今やろうとしている活動のことをシェアさせていただきます。
目次
澤井まりちゃんとは?
まずは、まりちゃんのことを少し紹介させていただきます。
自他共に認める、塩屋エリアの世話焼きお姉さん。
僕も、歴代のシェアハウス和楽居メンバーも、
まりちゃんにはほんまにお世話になってます。
まりちゃんとは、2014年か2015年頃、
滋賀県高島の自然栽培農家 金ちゃん農園の
堀田金一郎さんの味噌作りワークショップを
まりちゃん宅でやってたところに寄せてもらったご縁で繋がり、
- 自然素材を活用したDIY
- リフォームについての情報交換
- 街中でできる野菜作り。畑作り。(まりちゃんち裏の山の開梱作業や、自給農の糸川さんのWSやら)
- 地域コミュニティのこと
- 町でできる自給暮らし(薪暮らし。野菜を自給する畑作り。電気やお金に頼らないライフスタイル)
などなど、いろんな面で、互いに実践しながら、色々と教えてもらってきました。
シェアハウス和楽居から、
まりちゃんの塩屋コミュニティにお手伝いに行ったり、
積極的に関わっていく人も多く、
垂水の隣り町、塩屋での取り組みはとても面白く刺激的なのです。
そして、今まで
お金を介在しない繋がりや、ライフスタイルを
塩屋 という神戸の中心地から電車で15分程度。
JRと山陽の塩屋駅から徒歩15〜20分程度の場所で、
- 薪暮らし
- 畑で野菜をほぼ自給自足
- 電気もあまり使わない暮らし
(太陽光の電気だけ使う状態 と 電力会社からの電気を使うのを切り替えられるようにしてるみたい。システム導入するころに聞いた話。ごめん、違うかも、)
を実践している、
僕にとって、めっちゃ惹かれる暮らしを実践して、さらに進化し続けてる、
大好きなおもしろ夫妻のガッツさん&まりちゃん。
そして、そのまりちゃんが、
この旅、古着のチャリティーショップを始める、ってことで、
クラウドファンディングを始めたのです。
https://motion-gallery.net/projects/shioyacollection
![シオコレチラシ表](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/1ba3a725-81cd-44ad-b79e-0792b92d3406-729x1031.jpeg)
シオコレチラシ表
![シオコレチラシ裏](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/b8c06001-3ed7-40dc-bd4d-33bcce0e2531-729x1031.jpeg)
シオコレチラシ裏
なんだか気になる僕は、 クラウドファンディングを通じて、応援させていただきました。
https://motion-gallery.net/projects/shioyacollection
各所メディア(新聞、ラジオ等)でも取り上げられ、注目が集まっています。
神戸経済新聞
■神戸・塩屋にチャリティー古着店「シオヤコレクション」 来春オープンで支援募る
https://kobe.keizai.biz/headline/3469
僕自身もまりちゃんから直接話を聞かせてもらった、
チャリティーショップにかける想い。
印象に残った部分をシェアしたいと思います。
ただの古着屋さんをやりたい訳じゃないねん
まりちゃん達がやろうとしてることは、
日本では、まだまだ聞いたことがないような新しい価値観を
当たり前にしようとするチャレンジ、
誰も無理しない社会貢献のカタチを実現しようとしているように見えます。
チャリティーショップって何?その意味と意義
まりちゃんが熱を込めて語ってくれたのは、
イギリスの事例でした。
チャリティーショップでの消費が、社会貢献の1つの文化として根付いている
イギリスでは、チャリティーショップ、という形態のお店が、
たくさんあるそうです。
政府や自治体が、家賃補助もあるみたい。
そんで、売り上げからいくらかが、
地域の支援団体やNPOなどの支援・寄付に回り、
地域に還元される。
各地域の困りごと、などなど
それぞれの場所で抱えてる課題の解決に
その地域で暮らす人の消費活動から循環していく流れが
当たり前に根付いてるみたい。
![](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2017/11/inoji-1.jpg)
![](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/smile_woman.jpg)
と答えるのが普通、というくらい当たり前、と。
マジすか!そりゃあすごいな、なんか。
塩屋発! ”地域のためのチャリティーショップ” というモデルケースを全国に!
![](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/澤井まりちゃん.jpg)
![](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/澤井まりちゃん.jpg)
![](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/澤井まりちゃん.jpg)
(色々と細かい表現が違うかもしれない。僕の捉えた記憶で語ってます)
なぜ古着を選んだのか?
![](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/澤井まりちゃん.jpg)
古着なら、最終処理まで納得のいく形での経路が確保できている。
(フリー ヘルプさん、オレンジスリフティーさんにも協力してもらっているそうです。)
国内外の生活困窮者の方に送られたり、
国内で、工業用ウエスにされたり。
更に、仕入れのコストがゼロ円。
(通常は、飲食店なら、材料の調達コスト30%などと言われてる)
ここは僕のにわか知識ですが。
現状では、多くのファッション業界(ファストファッション 大量生産・大量消費)で、
在庫の焼却処分や、処分するために海外に輸出、などしているそうです。
なぜ燃やすの? というと、実は
在庫を抱えていると、資産として計上され、税金がかかる。
そのため、燃やしてしまった方が安くつくそうです。
日本国内衣類廃棄量は、年間約100万トン(※)。
枚数に換算すると、なんと33億着。
その衣類の半分以上は焼却処分されおり(以下略)
(※独立行政法人 中小企業基盤整備機構調べ)社会を100年先に繋ぐSastisfactory HPより引用
https://www.sfinter.com/topics/post-711/
Made in 海外の衣類
→ 海外から海を越えて日本に渡ってくる
→ 日本で、売れ残ったら焼却処分したり
→ 再び海外に輸出して工業用ウエスなどにしたり
なにやってるんか分からんね、こりゃー。
現状では、日本にある工業用ウエスを作るための工場が、
フランスなど海外から古着を購入しているらしい。
輸送にかかるエネルギー、コスト共に無駄が多すぎますよね。
シオコレで売れ残ってしまった古着の行き先として、協力してもらっている、
フリー ヘルプさんや、オレンジスリフティーさんについては、
その後の最終処分先まで納得がいく形で、最終処分までの経路が確保されているそうです。
なぜお金のいらない暮らし から お金の循環を生むチャリティーショップをすることになったのか
まりちゃんのfb投稿から、中略しまくって、転載します。(本人から了承済み)
全文は、元の投稿をお読みください。
今まで畑をしてきた私がなぜチャリティー古着屋をするのか、
東日本大震災の後、私は単純に「お金」を悪者にしました。
お金がたくさん無いと生きてゆけない、
電気はこれだけないといけないし、
原発を無くせなくても仕方ない、自分が稼ぎ、支払う僅かなお金ですら、どこから来てどこへゆくのかが怖くなり、稼ぐことを一回辞めて、できるかぎりお金に頼らずに暮らす方法を探りたいと思うようになりました。
既存の経済システムから少しずつでも独立することに。
塩屋に引越して、実際に畑や家づくりや薪暮らしをしてみて、確かにそれまでほどお金を使わずに日々生活することができるようにはなりました。 ところが、それを成り立たせるために何をするにしてもたくさんの友人知人の手を借りるわけです。
今現在は経済のシステムがあって、そこに生きる人たちがいてこそ私の生活が保たれる。遠ざけたつもりで、やはり頼らなければどうしたって生きてゆけないことを改めて思い知らされるわけです。
たくさんの人がわが家を見学に訪れてくださいましたが薪暮らしをする人がそれで増えたかと言われたらそんなことは無いわけです。 畑にしたって同じです。おそらくたいていの場合、経済活動よりも家庭菜園が優先されることはなく、そこに時間を割けない人が圧倒的に多い。私はずっとその広がらなさ、私が選んだ手段のその効率の悪さがとても悔しかった。
結局のところお金が一番喜ばれる。
私がまず納得できるお金の稼ぎ方をしてみること。お金という便利な道具を悪者にするのではなく、必要なところに流れるように循環させること。そしてそれがビジネスになることを提案できたら、これはやってみる人が出るかもしれない。私1人が生活できるとか、そういう話ではない。そんなことでは満足しない。
モノ、人、お金がより循環していく方。そしてその夢をよりたくさんの人と一緒に見て走っていける方。よりよい世の中にアプローチできる方。
私個人的には「お金」というものに長く向き合い続けて、たどり着いたチャリティー古着屋でした。仲間と店舗にする話が1年早まって怒涛の準備の日々ですが、シオヤコレクションの想い
https://www.facebook.com/100002932408262/posts/3241105059330542/?extid=l61BnpSFSzsJrTRb&d=n
に賛同してくださる方々から何かできることはないかとたくさんお声かけいただいて、またこちらからもたくさんお願いをさせていただいて、すでに気持ちのよい繋がりがどんどん拡がっていることを実感します。
私たちがやろうとしていることにワクワクし、関わりたいと言ってくれる人たちと最初から一緒につくり育てていく。その方がずっと、たくさんの人にとって「シオヤコレクション」が特別で大切な場所になる。
誰かひとりが背負い、守るものではなく。
チャリティーショップのあり方として、それを貫いていきたいと思います。
今晩25日0時から、シオヤコレクションのクラウドファンディングをはじめます。
みなさん、どうぞよろしくお願い致します。澤井まりちゃん 本人のfb投稿から引用
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=3393422844098762&id=100002932408262
まりちゃん宅に遊びに行くと、
いつも畑の恵みをたっぷり分けてもらいます。
「えー、こんなにもらってええの? お金払うで!」
まりちゃん
「ええねん。ええねん。お裾分け。できることしとーだけやしな。遊びに来てくれてありがとう。」
いつもこんな感じで、
ほんまにまりちゃんには、してもらうことばっかり。
まりちゃん邸の裏の山を開墾して、
畑にしてから、
シェアメイトと一部を借りていた時期があったんですが、
山なので、なんだかんだ言うて、
メンテナンスにかかる労力は多いのです。
- 各所草刈り、剪定:通り道、段々畑になってる斜面、裏の竹林。
- 木の剪定:日当たりを確保するために、樹木の剪定。剪定枝の処分。
- 人とのやりとり:畑を使ってるけど、作業に来れず収穫できる果実がもったいないことになってたり、草がボーボーに生えてたりするエリアの使用者とのやりとり、草刈り。
- 近隣住民とのやりとり。
おそらく書ききれないような内容がたくさん、たくさんあるのです。
地域のために。
都会でできる自給自足のライフスタイルのモデルケースを実現して、多くの人にその背中を見せるために。
いついっても、豊かな、ほっとする時間を作ってくれる。
そんなまりちゃんに、僕は、
「ああ、まりちゃんにはほんまかなわんなー。すげえなー。」
と感じさせられるのでした。
更に、経済面、ビジネスの面でも、人から真似される(社会に変化を起こす)拡がりを想定をして、
新しいチャレンジをしているまりちゃん。
俺も、できることで協力したい、って本当に思うんですよね。
シオコレの、売り上げの一部からは
- 塩屋で活動し続けてはる里親支援のNPO法人
Giving Tree
http://otoasobi.main.jp - 知的障がい者の方も参加する音楽プロジェクト
音遊びの会
http://otoasobi.main.jp
に寄付されるそうです。
足を運ぶとおもしろいよ 糸巻き体験
まりちゃんが
「話しようよ。」
と声かけてくれたので
シオコレの店舗にお邪魔すると。
(2020年11月 チャレンジショップ開催期間のこと)
友達や、そのまた友達が5人、お店にいました。
うち2人はニットの服をなにやら解いていて。
よしえちゃん
「あ、いのじさんや。ちょっとちょっと。糸巻き。興味ない??」
りえこさん
「まりちゃん、今取材受けてるとこでおらんねん。
連絡しとくね。帰ってくるまでよかったら、手伝ってー!」
糸巻きって初めてやし、よー分からんけど、
おもしろそうやし、一緒にやることに。
![ニットを解く作業中](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/received_410018656794741.jpeg)
ニットを解く作業中
ニットの古着を解き、ぐるぐると毛糸を巻いていく。
3人1組やと、更にスムーズでやりやすい。
手仕事をしながら、話するのって、楽しいよね。
何も分からんままに、ベテランのくにこさん & 名前忘れちゃった編み部のお姉さんに手ほどきを受けながら、
一緒に作業をする。
- ニットを解いて、巻いた玉
- 糸巻きの道具
めちゃめちゃ平和で、幸せな時間でした。
そして解いたニットの糸で編んだグッズは、
シオコレ店舗に並び、再び商品になる!
ステキ!
![ニットを解いて、再利用した糸で編んだよ](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/FB_IMG_1607583182993.jpg)
ニットを解いて、再利用した糸で編んだよ
これも、人がいて、できることやんね。
ステキな人には、ステキな人が集まってくる。
![シオコレ編み部](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/received_2241237455999887.jpeg)
シオコレ編み部
後から、シオコレの投稿をみてるとなるほど!これか!
同日、その横では、グドウさん(娘の通ってた保育園のパパ友)は、
洋服の値札付け作業を続けている。
こんなところで、また会えるなんて。
嬉しいですね。
糸を紡ぐように、
人と人の繋がりを紡いでいるような。
そんなことが連続して起き続けている。
きっとそんな場所になる。
(もう既になってる)
関わる分だけ、おもしろい出会いがあるんじゃないかな。きっと。
繋がりのある人たちが、シオコレのショップを盛り上げてくれます。
![おんど珈琲さん(塩屋)](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/received_688330588489008.jpeg)
おんど珈琲さん(塩屋)
![COSMOSさんのこだわりおやつ](https://sharehouse-warai.com/wp-content/uploads/2020/12/received_2940139506272342.jpeg)
COSMOSさんのこだわりおやつ
チャリティーショップが育つほどに、
地域が育つ。
地域が育つほどに、
チャリティーショップも育つ。
そんな人と、地域と、社会と
育ち合っていけるような場が、
今まさに塩屋で現在進行形で動いている感じがします。
- シオコレ古着でコーディネート
- レトロなお洒落でポーズを決める
- 冬物コーナー
- お洒落な靴もある
- 温かみのある柄も入ってます!
- 子供服もあります
俺も、
シェアハウスという暮らし、文化の創造。
垂水での地域創り。
誰もが、飾らず、ありのままでいられる社会。
どこまでも諦めず、マイペースに、
探究していきたいと感じました!
シオコレの今◆12月から 解体→改修リフォーム◆2021年5月に再オープン!
シオコレは、今はお店を解体中で、
5月からの再オープンのために、大規模なリフォーム期間です。
その様子も、facebookページで更新されてたり、
クラウドファンディングで応援をすると、メールで送られてきます。
- シオコレ_解体 床剥がし
- みんなで解体中
- シオコレ_解体 天井落とし
- お弁当
クラウドファンディング 2021年1月12日23:59まで絶賛募集中!
https://motion-gallery.net/projects/shioyacollection
ぜひ、クラファンでの応援や、
現地に足を運んでみる、
情報を拡散していただく、などなど
どんな形でも、
あなた自身が、内側から湧いてきた気持ちで、できる分、したい分だけ、
塩屋のチャリティーショップ創りに関わってみてください!
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