0円食堂(0円キッチン実践)廃棄食材で調理&ご飯(神戸)
2024/4/17 リライトしました。
こんにちは。
神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。
さっそくですが、神戸シェアハウス和楽居オーガニックで不定期で開催している
0円食堂のご案内です。
- 家の冷蔵庫や棚の奥で眠っている食材たち
- まだ食べられそうだけど賞味期限切れの食材
捨ててしまったら、ただのゴミです。
そんな食材をみんなで調理して、食卓を囲みます。
身近な所から食べ物や、消費、フードロスについて考え、本当の豊かさってなんだろう?
調理して、食べて、語り合う。
おまけに”あるもんでクッキング”を通して、実践的な調理、炊き出しのような経験もできる、
最高の学びの時間です。
僕らが生きていく上で必要不可欠な食。
食卓から始まる世界平和を楽しく実践していきましょう!!
すでに30回ほど開催しています。
最新の日時や情報は、HPのトップページをご覧ください。
みんなでわいわいとおいしい食事を囲みましょう。
好きな時にご参加くださいね〜!
↓下のチラシは、参考資料として掲載しています↓
お申し込み・お問い合わせは
問い合わせフォーム
からお願いいたします。
件名『0円食堂申し込み』 と記載の上、こちらへメールください。
飛び入り参加も大歓迎です。
「0円食堂」@ 神戸シェアハウス和楽居(垂水)
★「0円食堂」
映画「0円キッチン」をきっかけに始めた0円食堂が好評だったので継続開催!おかげさまで、今回で30回目。
持ち寄った食材でみんなでワイワイ料理して食べます!・目的
①エコだから。シェアハウスにはニワトリと自然農の畑があり、ニワトリの餌か堆肥にできます!
※添加物いっぱいの食品は再生不可能です!②家の中の食品を見直して、断捨離出来る。
自分が使わないと思ったものでも、他の人にとっては宝かもしれません。
食べ物以外でもこの際、交換したい!③メインシェフはなちゃんのエコクッキングが無料で習える。アイデア料理の鉄人ならではの知恵を最大限に活かして、永年培って来たオカンの料理で、捨ててしまえばゴミやったものも、美味しい料理に大変身‼️
ほんとうの豊かさとは・・・みんなで語りたい!😄我こそは!というアイデア料理の鉄人も大募集中!
★開催日時
–月–日★開催時間
–:– 〜 –:– 調理・食べる★参加費
500円(場所代+光熱水料+調味料代)
小学生以下 幼児 参加無料※食材の提供もいつでも募集中です。いのじ、Hanaへ
※食べるか食べないかは各自の判断に任せますが、お腹を壊しても一切責任は負えません。
※神経質な方や潔癖な方は参加ご遠慮下さい。主催:垂水大好き はな・きいち・いのじ
協力:AtelierChez & トランジションタウン神戸
目次
映画『0円キッチン』を観て
2017年12月、シェアハウス和楽居で
0円キッチン
という面白いドキュメンタリー映画の上映会をしました。
キッチン設備を搭載した廃油で走る車に乗って、
食べられる事なく眠っていたり、破棄されてゴミとなってしまう食材達を救い、おいしく調理しながら
燃料にも、食費にも一切お金をかけず
ヨーロッパ中を旅する、というドキュメンタリーです。
使った廃油 684.5リットル。走行距離 5079KM。救出した食材690KG。
世界で生産される食料の3分の1は食べられることなく廃棄されている。その重さは世界で毎年13億トン。「捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変身させよう!」と考えた食材救出人のダーヴィド。植物油で走れるように自ら改造した車に、ゴミ箱でつくった特製キッチンを取り付け、ヨーロッパ5カ国の旅へ出発。各地で食材の無駄をなくすべく、ユニークでおいしく楽しい取り組みをしている人々に出会いながら、食の現在と未来を照らし出していくエンターテイメント・ロードムービー。ユナイテッドピープル公式HPより引用
http://unitedpeople.jp/wastecooking/about
内容をざっくり説明すると
- 個人宅を訪問して、冷蔵庫の中身を抜き打ちチェック
- 街中の公園や街路樹になるフルーツを収穫
- 国際会議の開かれる施設で、調理場の廃棄食材を救う
- 大型スーパーの排気用ゴミ箱にダイブ(ゴミ箱の中をあさるのは犯罪、として検挙された事のある女性と共に)
- 漁船に同行して、網にかかったけど捨てられてしまう小魚達をもらう
こんな感じなのですが、とてもとても楽しい映画でした。
廃棄食材、という現代社会の闇とも言えるような暗い部分にスポットを当てた映画なのに、
暗い気分にならない。
それはきっと、廃棄食材をもらった後の調理シーン。
毎回おいしく調理をして、
更にみんなで楽しく食事を囲む、というシーンがセットになっているからだと思います。
映画&0円食堂イベントを通して、我が家で変化したこと
妻も一緒に映画を観ました。
それから、我が家では
以前より冷蔵庫の中身にスペースができたように感じます。
冷蔵庫の中を占領している使わない食べ物達について見直すことに繋がりました。
- 必要のないものを買う事が減ったり
- 新しいものを買わずに最後まで使い切るように心がけたり
確実に捨ててしまうものの量が減ったように感じました。
賞味期限、で判断していた食材達が実はまだまだ食べられるんじゃないか。
と考えることにも繋がると思います。
(我が家では、もともと賞味期限よりも、自分の嗅覚で判断していましたが、
まだいける! というラインが少し変わったようなw)
おもしろい映画なので、ぜひ観てほしいと思います。
0円食堂 定期的にやります!
映画を観た日の午後、
みんな各家庭で使わなくなった食材を持ち寄り、
一緒に調理をしました。
- たるみミュージックフェス というイベントで余ったピザ生地(ボンベピザ窯大活躍!)
- チーズ
- 小麦粉たくさん
- 砂糖
- 野菜や缶詰類
などの食材から
- サラダ
- ピザ
- カレー
- みたらし団子(なんとデザートまで)
たくさんのご飯ができあがり、みんな大満足でした。
第2回では、15人くらい集まりました!
- サラダ
- カレー
- お好み焼き
- ケーキ
を作って、お腹パンパンでした。
第7回の様子
Chez Marie ハナさんの実演調理実習つき
しかも、垂水でケータリングの仕事と言えば! といつもひっぱりだこ、
おそらく垂水区内で飲食店以外で一番多くの人の胃袋を満たしているであろう垂水のおかん。
Chez Marieのハナさん
が参加してくれるおかげで、
いろんな食材がみるみるうちに美味しい料理に生まれ変わっていきます。
ハナさんはなんせレパートリーが多い!
あるもので何かを作る
という事にかけては右に出るものがいない、素晴らしい料理人マミーなので、
ご飯作りが好きな人にとっても、一緒に料理を学べるチャンスです。
ハナさんには、和楽居のイベントでは、
- わらい市
- ガーデンリフォームお披露目会
- 新年会
などなど、色んな場で20〜50人分のご飯のために腕を振るって頂いていますが、
いつもみんなお腹いっぱい。
幸せな気分に満たされて、そのイベントを過ごしています。
おいしいご飯、っていい人間関係を築いていく上でも、とっても大切やなー、と感じます。
0円食堂 を通じて夢見ていること
この世界から廃棄食材がなくなること
- いつか、このイベントによく来てくれるメンバーだけでは廃棄食材が集まらなくなる
- ご近所さん宅に廃棄食材を分けてもらいにいく!
- ご近所さんからも廃棄食材が集まらなくなり、町の飲食店や八百屋さんから廃棄食材を募り、、、
- 垂水の街から廃棄食材そのものが減って、この運動が隣町へ、そして日本中にも伝播していく。
この世界のムダや、矛盾、って全て人の意識が変われば、必ず少なくなっていくと信じてます。
みんなの生活の仕方が変わっていく、そんなムーブメントに繋がる日を夢見て、
ずっとずっと続けていきたいと思っております!
廃棄食材を救う「あるもんでなんでも作る」料理人が増える
そして、微妙に残った食材の使い方に困り、そのまま冷蔵庫の奥で腐ってしまう、ということが
町中で起きてるような気がするので、
「そこにあるもので、なんでも作れる!」
という、廃棄食材を救出できる料理人が増えることにも繋がりますように。
今読みました!
感動した!
ありがとう
はなさんのおかげで、この素敵な会が続けられています。
ほんまに感謝です!
確かに、使いそびれて腐らして捨てる事ある。。
もったいないが無くなればイイですね
コメントありがとうございます。
今回も楽しい1日となりました。
また機会がありましたら、ぜひご参加くださいね。