パブリックコメントの流れ

農水省にパブコメを出してみた◆有機野菜に”ゲノム編集食品”を認めるか?(オーガニック)

こんにちは。
神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。

facebookの『遺伝子組み換え食品はいらない』というグループの投稿から知った情報をシェアさせていただきたいと思います。

ゲノム編集された野菜は”遺伝子組み換えではない”と判断して、
食品に表示義務を負わないことになる?!

有機農業ニュースクリップ、というサイトで詳しく解説してありました。

■農水省 有機認証からゲノム編集除外で意見公募
http://organic-newsclip.info/log/2019/19121023-1.html

これに対して、農林水産省と厚生省でも異なった意見が出されているようで、
なんだか不安になるなー。

国民の声を広く聞いてみよう、ということで
農水省がパブリックコメントを募集しています。

パブリックコメント(意見公募手続制度)ってなに?

目的及び根拠
パブリックコメントは、国の行政機関が政令や省令等を定めようとする際に、事前に、広く一般から意見を募り、その意見を考慮することにより、行政運営の公正さの確保と透明性の向上を図り、国民の権利利益の保護に役立てることを目的としています。
平成17年6月の行政手続法改正により法制化され、それまでの「規制の設定または改廃に係る意見提出手続(平成11年閣議決定)」に基づく意見提出手続に代わって導入されました。
(参照)行政手続法 第6章 意見公募手続等(第38条~第45条)

https://www.e-gov.go.jp/help/public_comment/about_pb.html
パブリックコメントの流れ

要するに政令(憲法や法律などの規定を実施するために内閣が制定する命令)を定める前に、国民の意見を聞いておこう、という感じだそうです。

政令 って、命令なんやね。

今更ながら。法律や憲法を破ると罰則がある、というのはなんとなく感じてはいたけど(スピード違反とか)、

安心・安全な食べ物が手に入らなくなる、ということが命令されるなんて、なんだかなー。

違和感あるわー。

スピード違反、とかならまだしも、、、

安全性が疑われるものが、一般食品に混ぜられるのに表記もされなくなる。っていうのが法律で決まったとしたら。

一体誰のための法律なん? 
日本国民、一般市民、子を持つ親。これから子供を産もうとするお母さんたち。
誰が喜ぶんやろか。

(この段落だけ、素の言葉。くだけた表現になっちゃいました。悪しからず。)

パブリックコメントのページについて

有機農産物の日本農林規格等の一部改正案についての意見・情報の募集について

https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550002996&Mode=0&fbclid=IwAR0MqQNupHLDlmUfITlCJILFVl99DUyvBgF_LZjaTarLCldgzr1vhT-jJjM

有機農産物の日本農林規格等の一部改正案について
令和元年 11 月8日
農 林 水 産 省
有機農産物の日本農林規格(平成 12 年1月 20 日農林水産省告示第 59 号)、有機加工食
品の日本農林規格(平成 17 年 10 月 27 日農林水産省告示第 1606 号)、有機飼料の日本農林
規格(平成 17 年 10 月 27 日農林水産省告示第 1607 号)及び有機畜産物の日本農林規格(平
成 17 年 10 月 27 日農林水産省告示第 1608 号)について、現在の製造・流通の実情等を踏ま
え、組換えDNA技術を用いて生産されたものが、原材料等において使用できないことに加
え、ゲノム編集技術を用いて生産されたものについても、原材料等において使用できないこ
とを明確にする改正を行う。

https://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000194165

遺伝子組み換え食品、ゲノム編集技術。
日々口にする食べ物については、関心のある方も多いのではないでしょうか。
日本に暮らす人、一人一人の意見が届けられる貴重な機会ではないかと思います。

●安心・安全な食べ物を口にしたい
●子供には安全なものを食べさせてあげたい
●次の社会に美しい地球を残したい

などなど、思うことのある方は、ぜひ気軽に声を届けてみてほしいな。

僕が提出したパブリックコメントを参考までに載せておきます。

パブコメ(ゲノム編集について)
パブコメ(ゲノム編集について)

ゲノム編集って? NBT “新育種技術”って?

遺伝子組み替えの食べ物が、安全性も証明されていないし、なんだか気持ち悪い。怖いなー、食べたくないな。
という感覚はあったのですが、

今回パブリックコメントを出すにあたって、
●ゲノム編集
とか
●NBT 新育種技術 
とか、いろんなワードが出てきたので、少し調べてみました。
わかりやすいかなー、というページを貼り付けておきます。

ゲノム編集について

■農水省 有機認証からゲノム編集除外で意見公募
http://organic-newsclip.info/log/2019/19121023-1.html
■欧州司法裁判所:ゲノム編集は遺伝子組み換えとの司法判断
http://organic-newsclip.info/log/2018/18070951-1.html
国によっても、まちまち。
日本、アメリカ、ヨーロッパ各国でも異なる見解みたいです。

NBT “新育種技術”について

■NBT 新育種技術って何? 組換え技術を使うけど組換えじゃない?
http://www.foocom.net/column/shirai/12376/
■NBT・新育種技術関連年表
http://organic-newsclip.info/NBT/NBT-table.html

ゲノム編集、というのは数あるNBTのうちの一つだそうです。

過去にも様々な品種改良やら、色々と人が食べ物に手を加えてきた歴史はあるんやと思う。
そのおかげで、豊かな食べ物がたくさんの人にいきわたるようになったのかな。

メリットもたくさん享受しているのかな、とも思う。

ただ、よく分かってない状態で、市場に出回るのは辞めてほしいな、と素直に思います。

市民の声を届けよう

最近、妻みきちゃんと、よく地元 垂水のスーパーや、公園など生活圏内で、
感じたことをお願いしてみる、質問してみる、ということをやってみています。

北野エースにて(地元 垂水のスーパー)

娘が、よく保育園帰りに寄って、りんごジュースを欲しがるので
『有機のリンゴジュースを置いてもらえませんか?』
と尋ねると、数日後から商品棚に有機リンゴジュースを置いてくれるようになりました。

半年くらい経った今も、ジュースコーナーにいつも並んでて嬉しいです。

-追記 2020/1/10-
北野エースから、有機野菜・オーガニックコーナーがなくなっていました。
前までは、いつも少しだけ有機野菜が置かれていたのですが、
買う人が少なかったのかな。

値段が、他の野菜の2.5〜3倍くらいのものが多かったので、
なかなか手に取る人が少なかったのかもしれません。

どこでもオーガニックなものが手に入るようになってほしい!

みんなで買い支えたい、って思います。

業務スーパーにて

僕が好きな、無添加のグリーンカレーペースト、レッドカレーペースト、イエローカレーペーストが
レッドとイエローが置かれなくなったしまったので、
『前に置いてあったレッドカレーのペーストってありますか?』
と確認すると、レッドカレーペーストを少量入荷してくださいました。

須磨浦公園の松喰い虫を殺虫剤散布について

管理事務所に電話で確認。
『同じく散布するのをやめてほしい、という声がたまに電話などで寄せられるので、散布するのではなく、木の幹に注射する方法を検討しています。』
散布の時期、方法などとても詳しく解説してくださいました。

自分の町のことは、自分の声届けることができる。
そして変化を感じることが多い。

という事をシェアしたくって、今日はブログ記事にしてみました。
またこんなことしてみたよ、こんな変化が起きたよ、ということはぼちぼちブログ記事にも載せたいな〜。

日々の気になることを、
深刻になることもなく、
明るく、楽しく、淡々とやっていきたい。
妻や、同じく安心して暮らせる社会への変化を望んでいる仲間たちがいると
色々トライしてみることも楽しい。

一人で、自分の中での正しさを主張し、戦う姿勢だと、
なんか肩に力が入るし、疲れてしまう。
社会活動って、力がいるもんじゃなくって、明るく楽しい仲間づくり、って感じでやりたいな。

そんな愉快な仲間と一緒にご飯を囲みながら、
明るい未来について語り、シェアして、共に進んでいきたい。

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