仕事と子育ての両立を目指すイクメン日記1『意識の変化』
こんにちは。
育児真っ最中の神戸シェアハウス和楽居(わらい) いのじです。
我が家には、1歳5か月になる娘がおります。
今日は、仕事と子育てをどう両立していくか、
を試行錯誤しながら実践中のイクメン日記 その1を書いてみようと思います。
僕は、僕なりにですが、ずっと育児には参加していて、
産後1か月間は、家につきっきりで家事も全てやってたし、
いつも子どもの予定を最優先。
妻や子が車でいきたい場所があるときはいつも送迎していて、
妻が出かけたい、という時は僕が朝から晩まで娘を預かったり、
毎日子どものお風呂の時間までには帰るようにしていて、
毎週水曜日は森のようちえんに僕と小夏2人で行ってるし、
これまでも家庭をほったらかしにしているつもりはありませんでした。
ですが2018年の井上家を振り返ってみると、
みきちゃん(妻)はここ半年ほど、めまいや低血糖(手足のふるえやだるさ)、下痢などなど、身体の不調が頻発していて、
整体治療、病院での漢方外来、めまい専門のクリニック、食事、アロマ、自然療法、
などなど、ありとあらゆることを試してみたけれど、
不調がなく快適に過ごせるのが1週間も続けば良い方で、
数日中には必ずといっていいほど体調を崩していました。
特に無理した訳でもないのに、夕方頃になると突然表れる身体の不調。
不調になるのが怖いから、と外に出かけるのもおっくうになり、
余計にフラストレーションが溜まり悪循環でした。
育児のストレスかな?
どうしたらいいだろう。
と、ずっと2人で悩んでいました。
目次
インフルエンザによる自宅療養期間での大きな気付き
去年、2018年の12月に家族全員でインフルエンザにかかりました。
40度の熱が出て、1週間ほど寝込んだ時に
「全く外に出なくっても、なんとか仕事は回ってるな〜」
という大きな大きな気付きがありました。
そして
「家族全員で朝から晩まで一緒に過ごすのは幸せやな〜。」
「子どもとは、過ごす時間が増えれば増えるほどに、愛情が沸いてくるな〜。」
と感じました。
僕は、インフルエンザから復活してからというもの、
この1か月以上は毎日家族と共に寝起きして、朝から晩まで一緒に過ごす日々を送る、ということをやってみています。
仕事のやり方を見直す
僕の仕事、というのは大きく分けると2つ
・事務作業 : 会計。パソコンでのメール。人とのやりとり、ブログ、SNSなど広報活動etd
・リフォーム関連 : 打ち合わせ(現場確認が必要な場合と、電話のみ)、資材の発注や買い出し、業者とのやり取り
です。
このうち、外に出かけないとできない仕事、というのは
リフォームの現場確認と打ち合わせ、資材の買い出しくらい。
その他、ハウスシェアリング という 「シェアメイト+僕とで、近況や家の中でみんなと話したい事を伝え合い、聞き合う」 という大切な時間がありその時くらいかな〜。
事務作業も、以前は集中するために、外でやってから帰るようにしてたけど、
最近は、朝早めに僕が起きて、みきと小夏が目覚めるまでの時間に終わらせるように努力してます。
それでも終わらない時は、隣りの部屋でやるようにしているので、
みきが何かあればすぐに2人のいる所に戻れるようになりました。
僕が、みきと小夏が起きてる時間で、一緒に過ごしていない時間というのは、
週に10時間もないくらい。
週に1〜2回、ちょこっとリフォーム関連で動いてる程度。
これは自営業やからできるんやろうなー、とは思いますが。
パパのできる子育てって遊ぶこと(井上家の場合)
僕が家にいる時間にやってることって、
小夏の興味のある事を最優先に意識しながら、
一緒に遊んでることくらいです。
パソコンやスマホを触る事はせず
(子どもはタッチパネルのピカピカした画面が大好き。
興味を示しているものを取り上げる、という事をしたくないので、なるべく触らんようにしてます)
小夏に絵本を読んだり、ギターを弾いてアンパンマンやわらべ歌を歌ったり、積み木をしたり、
モンテッソーリの本を参考にした手作り教具で遊んだり、
抱っこして欲しそうな時はすぐに抱き上げて興味のある事を手伝ってあげたり、
公園に連れていってあげたり、
いつも小夏と遊ぶようにしています。
洗濯や、炊事はみきちゃんが大半してくれていて、
僕は大体小夏で遊んでいます。
小夏が1人で何かに集中してる時は、ギターで自分の弾きたい曲を練習したりもしてて、割と自由に過ごしてます。
そういえば、絵本を読む事に関しては、まだお腹にいる時から、ずっとお腹の赤ちゃんに向かって
絵本を読んだり、歌ったりしてたなー、と思います。
生まれたばかりの頃でも、繰り返し歌ってた曲(大きな古時計)を歌うと、泣き止む事が多かったです。
育児はお腹の中から始まってるんやなー、と実感しました。
仕事をしていない罪悪感?!
このライフスタイルが3週間ほど続いた1月の上旬に、
僕がぼそりと、
「ああ、インフルエンザから復活して、正月休みも明けて、
俺はずっと家でのんびり過ごしてるなー。
何もしてない感じがして少し罪悪感みたいなんを感じるわ。」
というと、みきちゃんが
「何もしてないことないよ。
ずっと小夏を見てくれてるやん。
子育てをしてるやん。
それだけで、めっちゃラクやで。」
と言ってくれたんです。
「おお、子育て、してるんか。俺は。」
目からウロコでした。
僕は以前にも、
育児をしている。仕事をしていない。
というのが、自分の中で心の抵抗がある、という事をブログに書いてたことを思い出しました。
『育児に専念。仕事をやってない。』と言い訳をしたくなる?
https://sharehouse-warai.com/child-care-or-work
仕事をやってますよ!!
と外からも見えるような行動をしていないと、
僕は不安になりがちなようです。
でも、実は外に出かける時間を極力減らしても、仕事ができるように、
・実際に作業をする場所を変える。
・仕事のやり方を工夫する。
・仕事の中でもどうしても外せない事以外は一旦やめてみる。
ということをしているだけで、
仕事をしていない訳じゃないよな〜、と。
子育て最優先で、仕事と両立するための、意識の変化
子どもがどこかの園に通うようになるまでの数年間、
かわいいかわいい我が子とべったりと過ごす事のできる人生の中でも
もっとも貴重で贅沢な期間を育児を最優先にして生活を送る
という選択肢は、僕の中ではスッと収まる感じ。
そして半年間悩まされ続けたみきちゃん(妻)の不調が、
このところ激減していて、
みきちゃんも
「あなたが家にいてくれると安心して家事ができる」
「2人で子育てするようになってから、育児が楽しいと、安心して感じられるようになった。」
と嬉しい言葉をくれます。
みきちゃんとの夫婦仲も、とても良く、一時期のケンカばかりで離婚さえ頭にちらついていた期間が嘘のようです。
短い時間でも、仕事の優先順位を決め、より一層質を高めて取り組む事で、
仕事と子育てを両立していきたいと思います。
今のようなバランスで、仕事と育児を続けていきたい、と心底感じるようになったのは、
「何もしてないことないやん。子育てしてるやん。」
「2人で子育てするようになって、育児が楽しいと感じるよ。」
という妻の言葉が大きいです。
「0歳〜3歳まで。その子の土台となるものが形成される期間の子育ては、本当に大切。
仕事よりも尊い、人生の中で最も重要なものだ。」
という考え
そして
「家族での時間を一番大切にしたい」
という気持ちが、強くなりました。
言葉やカタチだけでなく、
僕自身の中で、子育ての優先順位の最も高く
クリスマス前にインフルエンザにかかり、仕事もペースダウンせざるを得ず、
そのままのんびりと正月休みに入り、長期間家族と共に過ごす事ができた、
そしてその期間に子どもとべったり過ごして、めちゃくちゃ幸せ、もっとそばにいたい、と心から感じた、
からだと思います。
偶然にしては出来すぎているようなタイミングでのインフルエンザに感謝ですね。
読んでくださった方、ありがとうございます。
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