「除染した汚染土」を農地造成・土木資材に再利用すると環境省が発表しました。
こんにちは。
シェアハウス和楽居のいのじです。
あまりにも衝撃的なニュースが、
自然農の農家さんである、Morning Dew Farmの中野信吾さんから
fbを通じて飛び込んできました。
「ブログではあまりネガティブな情報は載せないようにしよう」
と心掛けているのですが、
このニュースはこれからも日本で暮らそうと考えていらっしゃる国民全員にとって、
心から知って頂きたいと感じたのでシェアさせて頂く事にしました。
なんと
『除染土を農地造成、土木資材に再利用する』
と環境省が発表したのです。
http://josen.env.go.jp/chukanchozou/facility/effort/investigative_commission/proceedings_180329.html
環境省のHP
「中間貯蔵施設情報サイト」より
目次
除染土とは、一体なんなのでしょうか?
放射能汚染された地域の土壌を除染するためにすき取り集めた
高濃度の放射性物質に汚染された土です。
除染土は、今でも放射能を大量に発していて、
その近くにいたら絶えず大量の放射能に被爆する事になります。
農地造成に再利用する、とは?
放射能を大量に発生する除染土を、農地造成に再利用すると一体どういうことが起きるんでしょうか?
農地、といっても今の所で出ている計画では農作物を育てるための土ではなくて、
園芸資材(花とか)を育てるための農地にのみ使われるそうですが、
それでもそこで作業をする人の健康については、一体どう考えてるんでしょうか?
そんな高濃度の放射性物質を含む土地で育てられた花なんて誰がほしいと思うんでしょうか?
土木資材に再利用されると、一体何が起きるの?
土木資材、っていうと建築資材などでしょうか?
家に使われる木材だったり、公園のベンチだったり、道路や家の基礎などなどを埋め立てる時の土やコンクリートに混ぜ込まれたり。
と考えると、日本中の生活空間の全てに放射性物質を含む土や木が溢れることさえも想像されるんでしょうか。
今、僕はこのブログ記事を垂水のカフェで書いてるんですが、
木の机も椅子も、将来的には放射能汚染された資材が使われている可能性が出てくる、という事なんかな?!
植物や微生物が、放射性物質を無害化する、というステキな研究もあるのですが、
化成肥料と農薬を大量に使った慣行農法が主流で、
土壌の微生物の力を活かす、という考え方自体がまだまだ広まっていない中で、
日本全国に広まってしまった除染土を、日本各地でどんどん無害化していけるような流れは、決して進まないように感じています。
将来的には、ホームセンターとかで売られてる土も
何も知らされんうちに除染土が混ぜられたりするんでしょうか。
一応規制はあるものの、、、その数値の安全性について
原発事故より前は、放射性廃棄物の再利用の基準値は1キロ当たり100ベクレルでした。
それが何と今は、
8000ベクレルのものが身近な道路や防波堤の盛り土など公共事業用に、
5000ベクレル以下であれば農業用に全国的に再利用されているようです。
では、その5000ベクレルや8000ベクレルという基準値についてはどうなのか、
ネット上でですが情報を探してみました。
以下、リンクより引用
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12162403167
質問
5000ベクレル/Kgの汚染農地で、農作業と風での土埃は安全なのでしょうか?
また、農作業をしている人以外への影響はないのでしょうか?—————————————
ベストアンサー
【放射線管理区域の10分の1(3700ベクレル/㎡)がデッドゾーン】
(A・ヤブロコフ博士)チェルノブイリ専門家も総じて、
「3000ベクレル/㎡」(⇒50ベクレル/kgに相当)
が、究極的には生死にかかわる健康被害の
大きな分岐点と指摘しています。***
>5000Bq/Kgの汚染農地
前記、50Bq/kgの約100倍
上のリンクの情報を参考にすると、
チェルノブイリ専門家の博士が
1キロ当たり 50ベクレル が、生死に関わる健康被害の大きな分岐点であり、
それを超えるとデッドゾーンである、と発表されているようです。
8000ベクレル以下のものが公共事業に使用される、ということは
生死に関わるほど危険なレベルのものの基準値に対して
160倍までの放射性物質を含む汚染土が
身近な道路などに使われ、
5000ベクレル以下のものが農地に使われる、ということは
生死に関わるレベルで危険である基準値の100倍を超える汚染された農地で、農家さんは作業をしなければいけなくなる、
またそれほど危険な土壌で育てられた作物がそこら中で販売されている状況になる、
ということです。
「日本」という国の進む方向性を示してくれている?!
政治家、官僚の方々は何を考えているんでしょうか。
無知、無意識では、健康的に暮らす事が、どんどん難しくなっているようです。
ちょっと話は変わりますが、
先日お会いした方から興味深いお話を伺いました。
そのご家族は、3.11の震災が起きた時、その2日後には西日本に避難をしてきて、今は神戸市西区に暮らしている。
3人お子様のいる5人家族のご夫妻で、今は神戸市西区の古民家に暮らしつつ、鶏を飼いつつ、奥様が畑をしながら食べ物はほぼ自給自足。
ご主人は、介護のお仕事に40代半ばでの転職をして働いてはる、という方だったのですが、
「お子様もいてはる状況で、すぐさまお仕事を辞めて西日本に移ってこられた、というのはすごいですね。」
という僕の言葉に対して、その時の状況を詳しくお話してくださったのですが、
その内容がとても印象的でした。
震災が起きた翌日には、外国人の従業員は国に緊急帰国するように辞令があり、
その方の当時就いていた仕事で取引のあった外国人10数名がまたたく間に全員帰国してしまったため仕事ができなくなり、
これはテレビや新聞で報道されている
「問題ありません。」
という情報には違和感を感じていたそうです。
また同時期に、西日本で医師をしている友人から
「すぐに西日本に避難しなさい!」
とメールが送られてきて、
また別筋のツテから、
「官僚の多くは家族を東京から避難させているらしいぞ!」
という情報も入ってきたので、
3月13日にはすぐに仕事を辞めて何のツテもない中、西へ西へとやってきた。
『「誰が本当の事を言ってるか」
「どの情報が本当に正しいのか」
って、自分で見極めないといけないですよね。』
というご主人の言葉が、深く深く胸に残りました。
これからどうしていくか、自分の頭で考えよう。人とシェアしよう。
除染土の問題については、僕も勉強不足でして、今日のこのブログについても、
以下のリンク先
環境省のHP
http://josen.env.go.jp/chukanchozou/facility/effort/investigative_commission/proceedings_180329.html
日経新聞のHP
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3131311003062018CR8000/
ブログ記事
http://macrobiotic-daisuki.jp/hosyano-122927.html
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=163331
Yahoo知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12162403167
を参考に、僕なりに情報収集したものをまとめて、今回の記事を書き上げました。
情報、というのは情報整理をした人の主観が必ず入るし、
僕のこの記事が正しいものである、という保障はありません。
僕自身は、ただただ不安になるだけでなく、
『今何が起きているのか』
『これからどういった事が想定されるのか』
について、自分の頭を使って、情報の核心を掴み、噛み砕いて理解をして、
自分の行動、生活スタイルに活かしていきたい、と思っております。
改めて、日々の食事を見直すこと、
そして日々の消費(お金の使い先)について、いつもそのお店、企業に投票をする気持ちで暮らしていこうと思いました。
そしてこのような情報にアンテナを高く張っている人と繋がり、
知恵を持ち寄り、身の回りの人達と、
安心して、楽しく暮らしたい。
健康的に暮らしたい、という当たり前の事さえも叶えられない世の中って、
なんかイヤだなー。
などなど、何か疑問を持ち、一緒に行動をしていける仲間を
いつも探し求めています。
シェアハウス和楽居
いのじでした。
画像の引用元
画像の出典: Author:Firedraft [CC BY-SA]
この記事へのコメントはありません。