母とのことを見つめてきます【鈴鹿のサイエンズスクール 内観コース】
まずはじめに。 本日10/2~8まで 鈴鹿にあるサイエンズスクールの内観コースに参加してきます。 日常から離れて自分を観察するために、携帯電話やメールは使えなくなるため、 一週間ほど連絡が取れなくなります。 メールなど頂きましたら返信は 10/9にはさせていただきますのでよろしくお願いいたします。 鈴鹿の内観コースでは、母とのことをたっぷりと振り替えられる時間になるんやろうな。 昨日、母の初盆で啓空上人にお戒名を書いていただいた 水に溶けるという紙のお札を垂水の海に流してきたのですが、 お別れが辛くて、色んな思いがぶわーっと溢れ出て、涙が止まりませんでした。 愛娘 小夏を抱きながら、となりには妻 みきちゃんもいてくれて、 本当に嬉しかった。 (初盆から、海に返してあげるまでが長くなってもてごめんね、お母さん) 人はいずれみな死ぬときが来る。 頭では、分かっていても、 心ではそう簡単に受け入れられない。心がついていかない。 それでも、新しい命が生まれ、 愛娘が母ともどことなく似ているのが、なんだか嬉しい。 お母さん を おばあちゃんにしてくれて本当にありがとう。 と心の底から感じています。 色々はしょるけど 僕と母との関係を遡ると、 僕が4歳の頃に両親が離婚して、母の実家 垂水に二人で帰ってきました。 小学校3年か4年くらいの頃から、 母との関係に苦しんできた記憶が強く、 ずっと祖母が母親代わりでした。 保育園や幼稚園の送り迎え、運動会の親とのかけっこもおばあちゃんがしてくれてました。 授業参観に来てくれたのもほとんどおばあちゃん。 昔から精神面を患い、入院を繰り返していた母。 家にいる時も、寝てた時が多かった。 僕が24歳の頃に、おばあちゃんが倒れ、 それからは僕が家のこと、お母さんのこと、全部するようになって、 その時からより深くお母さんのしんどい面でも向き合う事が増えました。 2017年7月~2018年6月22日 ほぼ丸一年、星が丘ホーム という垂水の地域に根差して活動してはる 大きな大きな家族のような存在の温かい居場所へと居を移し、 2018年8月21日 初孫になる小夏が生まれました。 更に当時、和楽居の物件に家族で入居してくだはっていたファミリーの 3才の女の子 アキちゃんからたくさんの元気をもらって、 母はそれまでの過去10年間、精神病院にいた頃からは全く別人のように、 精神面が本当に本当に元気になりました。 僕はずっと母のことで辛い思いを抱いてきました。 その時その時に僕にできる限りの事はしてきた、と感じています。 もちろんいくらかの後悔はあります。 「あの時、なんであんなこと言うてしまったんやろう」 「もっと、あんな風にしてあげたかった」 とかね。 でも人生をかけて本気で向き合い続けてきて 「もう会いたくない」 「早く解放されたい」 などと感じる瞬間が何度もあり、 その都度大切な産みの親 お母さんにそんな感情を抱いてしまうことが辛かったです。 それが星が丘ホームに移ってからは、 最初の半年は、気分の波も大きく、 寝込んで動かなくなったり、 躁状態でやたら攻撃的だったり、大変な部分も多かったけれど、 ずっと向き合い、話を聞いてくれる星が丘ホームのみんなのおかげで 今年に入った頃からは、本当に優しくめ、孫のためにせっせと編み物をしめくれたり、 ピアノもたくさん弾いて、みんなに喜んでもらって、 それがまた母の喜びとなり。 母と会うのが本当に嬉しくて楽しい時間へと変わっていきました。 母が亡くなる日までの3週間は、毎日毎日、小夏を連れて会いに行きました。 母の思い出の場所(神戸高校、第一楼、鳥光、六甲山でのドライブetc)など、...