故まっちゃん(松本美津夫氏)を偲んで ◆ 相生・垂水の愛情溢れるカメラマン

こんにちは。 神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。 今日は、垂水のコミュニティ創りをずっとずっと支え続けてくれた、 僕にとって大切な大切な、家族のような 友人のような 父のようなかけがえのない存在。 松本美津夫さん まっちゃんのことを記録に残したくって、 ブログを綴ることにしました。 僕の知っているまっちゃんのこと 垂水の廉売市場(2022年に閉鎖。解体工事が始まった迷路のような市場。) から始まった、地域活性化イベント ◆ 垂水なかよし市 https://www.facebook.com/groups/672210149500962/ ◆ I love 垂水ミュージックフェス https://www.facebook.com/Ilovetarumimusicfes/ ◆ たるみ潮風マーケット https://www.facebook.com/events/1072930099816495/ ◆ たるみアートマルシェ & 手作り市 https://www.facebook.com/events/556136845666912/ また、和楽居でのイベントや、 通照院さん、美容室 グランムーンさん主催のイベント。 音楽のユニット JAMZIPさんのライブetc には、100%参加してる。 いつもまっちゃんがいる。 そんなボランティアカメラマンさんでした。 相生住まい 住まいは、なんと相生。 垂水までは、2時間以上かかる。ほぼ岡山。 そんな遠くから、無償で(交通費も受け取らない) 毎度毎度駆けつけてくれて、 数100枚〜1000枚以上の写真を撮影してくれる。 参加者の全員に、 個人メッセージで写真シェアしてくれたサイトを伝えてくれる。 マメすぎる! なんなんこの人?! 理解できへん、優しさ、というか。几帳面というか。 保護猫と暮らしているらしい。 え、9匹も?! 元々は、関東で生まれ育ち、 2013年(まっちゃんは63才くらいの頃?) から兵庫県の西の端、相生市に引っ越してきたみたい。 保護猫9匹と共に暮らす 風呂なし、雨漏りもすごい! そんなおウチに暮らしている。 家賃は、無料で。 な、謎すぎる! ご家族とは離れて暮らしていたって。 自分のことを多くは語らないまっちゃん。 謎に包まれていたまっちゃんのことを知る機会がありました。 2020年の夏か秋頃やったかな? 1週間ほど連絡がつかず、はなさん(垂水のおかん)が心配して 相生まで見に行こうか、と考えていたら、やっと連絡がついた。 急に、体が動かなくなって、 このままもうダメか、と思うくらいしんどかったそうです。 そのことを聞き 「まっちゃん、垂水引っ越しておいでよ!」 という、まっちゃん引越し計画について、 本気で考えるようになりました。...

たぬき(野生動物)の命。ニワトリ(家畜)の命。について考える。

こんにちは。 神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。 今日、なかなか衝撃的な経験をしました。 たぬき襲来! ニワトリが噛みつかれている 朝、娘を保育園に連れていく途中、和楽居オーガニックの庭の前を通りかかると ニワトリさんのけたたましい悲鳴が!!! (和楽居オーガニックでは、4年ほど前からニワトリを飼っているのです) https://sharehouse-warai.com/chicken-diary1 2年前、蛇にニワトリが襲われ、一匹やられてしまったことが脳内に過ぎり、 僕はとっさに、走り出していました。 するとなんとニワトリさんが羽を広げて、 仕切りのネットから半分羽が飛び出て苦しそうに悲鳴をあげています、、、 一瞬状況把握に戸惑ったのですが、 たぬき?!  らしき動物が、ニワトリさんの胸元に噛み付いているではないですか!!! 僕は、丸腰で、クロックスのサンダルしか履いていませんでしたが、 なりふり構っていられません。 「あかん!トリさんが死んでまう!」 獣を思い切り蹴り飛ばす 僕は、気付いたら、そのたぬきらしき生き物を思い切り蹴飛ばしていました。 考えるより先に、身体が動いた、という感じ。 1度蹴っても、がぶっと噛み付いたままニワトリを離さないので、もう一度。 計3回、力強く蹴ると、たぬきらしき獣(たぶん。もうたぬきと呼ぶことにしよう。) は噛み付くのをやめて、よろよろ、フラフラと離れていきました。 3歳の娘を保育園に連れていきたい、という思いもあり、 たぬきには、ほんまに申し訳ないのですが、スコップで庭の隅に追いやりました。 そして、ニワトリをもう襲わないように、スコップでも何度か叩きました。 足が震える 心の中で謝り続ける 僕は、足がガクガクと震えが止まりません。   『ごめん。たぬき。ほんまにごめんな。』   おびえるたぬきを見つめながら、心の中で、何度もそう唱えていました。 蹴ったり、スコップで叩いたりしているのに、 体は、攻撃することを続けているのに、、、 心の中では、なんともいたたまれない気持ちで、 半泣き状態でした。 それから、娘を車で保育園に送ります。 その道すがら、僕はまだ心臓がバクバクしていました、 娘に、獣を蹴飛ばした理由を説明する そして、3歳の娘に と説明をしています。 娘は、僕がたぬきを蹴飛ばしてる姿は、ちゃんとは見ていなかったと思うけど、 僕が焦って、何かしていた様子。 ニワトリさんが悲鳴をあげてたこと。 娘も何か僕のいつもと違う様子を感じ取り、なんとなくソワソワしていました。 僕は、彼女にちゃんと、今の僕の行動の意図や想いを伝えたかったのです。 ニワトリの命は守る 獣の命は奪う / 傷付ける 僕にとってはニワトリさんが大切やったけど。 たぬきも、生きてるし、何も悪くない。 そんな風に思っていることを娘に伝えたかった。 自然界のルール。弱肉強食、食物連鎖を目の当たりにして 2年前のヘビ被害にあった時のこと。 その時は、オーガニックに暮らしていたK君が、ヘビを仕留めてくれました。 俺は庭に埋めるところしか一緒にできなかったんやけど。 その翌日、生き残ったトリさんが、少し弱って、ちゃんと飛べない状態のセミを つついて、そのまま丸呑みにしてる姿を見て、なんかゾワっと、身震いをしました。 まさに弱肉強食、というか。 命の連鎖。食物連鎖について。 生について。 ぐーっと、深く入って、 想いを巡らせた。...

シオコレ

シオヤコレクションがアツイ◆地域を育てるチャリティーショップ(神戸・塩...

こんにちは。 神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。 クラウドファンディングやってるよ! https://motion-gallery.net/projects/shioyacollection 今日は、僕が心から尊敬してて、何かとお世話になっている、 塩屋の友人、澤井まりちゃん、 そして、まりちゃんが塩屋の仲間達と、 今やろうとしている活動のことをシェアさせていただきます。 澤井まりちゃんとは? まずは、まりちゃんのことを少し紹介させていただきます。 自他共に認める、塩屋エリアの世話焼きお姉さん。 僕も、歴代のシェアハウス和楽居メンバーも、 まりちゃんにはほんまにお世話になってます。 まりちゃんとは、2014年か2015年頃、 滋賀県高島の自然栽培農家 金ちゃん農園の 堀田金一郎さんの味噌作りワークショップを まりちゃん宅でやってたところに寄せてもらったご縁で繋がり、 自然素材を活用したDIY リフォームについての情報交換 街中でできる野菜作り。畑作り。(まりちゃんち裏の山の開梱作業や、自給農の糸川さんのWSやら) 地域コミュニティのこと 町でできる自給暮らし(薪暮らし。野菜を自給する畑作り。電気やお金に頼らないライフスタイル) などなど、いろんな面で、互いに実践しながら、色々と教えてもらってきました。 シェアハウス和楽居から、 まりちゃんの塩屋コミュニティにお手伝いに行ったり、 積極的に関わっていく人も多く、 垂水の隣り町、塩屋での取り組みはとても面白く刺激的なのです。 そして、今まで お金を介在しない繋がりや、ライフスタイルを 塩屋 という神戸の中心地から電車で15分程度。 JRと山陽の塩屋駅から徒歩15〜20分程度の場所で、 薪暮らし 畑で野菜をほぼ自給自足 電気もあまり使わない暮らし (太陽光の電気だけ使う状態 と 電力会社からの電気を使うのを切り替えられるようにしてるみたい。システム導入するころに聞いた話。ごめん、違うかも、) を実践している、 僕にとって、めっちゃ惹かれる暮らしを実践して、さらに進化し続けてる、 大好きなおもしろ夫妻のガッツさん&まりちゃん。 そして、そのまりちゃんが、 この旅、古着のチャリティーショップを始める、ってことで、 クラウドファンディングを始めたのです。 https://motion-gallery.net/projects/shioyacollection なんだか気になる僕は、
クラウドファンディングを通じて、応援させていただきました。 https://motion-gallery.net/projects/shioyacollection 各所メディア(新聞、ラジオ等)でも取り上げられ、注目が集まっています。 神戸経済新聞 ■神戸・塩屋にチャリティー古着店「シオヤコレクション」 来春オープンで支援募る https://kobe.keizai.biz/headline/3469 僕自身もまりちゃんから直接話を聞かせてもらった、
チャリティーショップにかける想い。 印象に残った部分をシェアしたいと思います。 ただの古着屋さんをやりたい訳じゃないねん まりちゃん達がやろうとしてることは、 日本では、まだまだ聞いたことがないような新しい価値観を 当たり前にしようとするチャレンジ、 誰も無理しない社会貢献のカタチを実現しようとしているように見えます。 チャリティーショップって何?その意味と意義 まりちゃんが熱を込めて語ってくれたのは、 イギリスの事例でした。 チャリティーショップでの消費が、社会貢献の1つの文化として根付いている イギリスでは、チャリティーショップ、という形態のお店が、 たくさんあるそうです。 政府や自治体が、家賃補助もあるみたい。 そんで、売り上げからいくらかが、 地域の支援団体やNPOなどの支援・寄付に回り、...

明石海峡に沈む夕日 アジュール舞子

テレビに出るんですって(動画がね…)関テレ◆フットマップ

こんにちは。 神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。 何気なくgmailを開くと、 件名 【映像のご協力に関して】 という文字が、目に飛び込んできました。 テレビの取材依頼が来た?! なんやろ、これ? メールを開く。 え!! 関西テレビ?! 久々にテレビの取材依頼きたんか?! やったんか?! 俺、やったんか!! やったー! 自分の頭の中では、 何をやったんかもよくわからんけど、 やったー! と、100人の脳内いのじが歓声を上げ、 みんなでハイタッチ。ハグ。 「よく頑張ったな」「ありがとな。お前もよくやってるよ。」と背中をポンポンしたり。 ともかく、なんかわからんけど、 瞬間的な反応で、喜んでいる僕がいました。 そしてメールを読み進めると お家で楽しめること を題材に。 のあたりで、ほんの少し、 あれ?? どういうこと? 脳内いのじ達も、歓喜の声をひそめ、 ??? となり。 明石海峡の夕日 アジュール舞子 あ! そういえば、昔撮影したあの動画か! あれは美しい景色やった! シェアハウス じゃなくて、 あっちか!   ———— 残念だな ———— という気持ちが少し出る。 脳内いのじ達は、全員元々いた各持ち場に散らばっていき、 冷静になった僕一人。 返信を考える。 テレビ制作会社のWさんに想いを馳せる スマホで、三脚なしで、座った足の上で固定したブレブレ動画。 よくテレビ制作会社のWさん、見つけはったなー。 と感心した、というか。 ほんとにすごいな、と思いました。 コロナウイルス感染拡大防止のために、 取材に出たり、人と会うことも、以前よりやりにくい中、 家にいながら楽しめるメディア作りを頑張ってくれてる方がおるんやな。 連絡をくれたWさん、他にも報道機関でバリバリ働いてはる方々の地道な動きや、その背景にある想い、願い。 そこに想いを馳せると、テレビも捨てたもんじゃないな、と感じました。 そして、さりげなく、 シェアハウスの取材、機会あったら来てください、プリーズ。 と、ラブコールを送る。 あまり売り込むつもりはないけど、 来るもの拒まず。 取材は大歓迎。 (僕、個人的にはね。生活の場だから、シェアメイトと相談して受けるか受けないか考えます。...

タケノコ掘り_娘と

春だ!たけのこ掘りだ!

こんにちは。 神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。 先日、シェアメイトが山にたけのこ掘りに行く、というので 娘と一緒についていくことにしました。 妻のみきちゃんは、一人の時間を楽しむ、ということで家でお留守番。 (と言っても溜まった家事をせっせとしてくれるのです。 ありがたや、ありがたや。 ずっと子供も一緒だと、家事が溜まりがちでストレスたまるみたい。) 2歳8ヶ月になる娘。 たけのこ掘りは初体験です。 まず、一緒にたけのこを探します。 頭がニョキッと生えているのを見つけると、 僕は、小さなクワで。 娘は、スコップを使って周りの土を掘っていきます。 たけのこには、根の生える向きがあるので、 どっち側を掘ったらいいのか、というポイントを娘に分かりやすく解説をしますが、 伝わっているのか?  それとも興味がないのか。 よく分からないけれど、ともかく僕が 「よし、この辺を一緒に掘ろう!」 と声をかけると、一緒に真似をしてせっせと掘ってくれました。 ほぼ根っこが切れて、あともう少し、というところで 娘と二人でたけのこを掴んで、 「よいしょ!」 と引っこ抜きます。 やったー!パチパチパチ。 あっと言うまに、5−6本、たけのこが掘れました。 すると、娘はぼちぼち飽きてきた様子。 「もう、たけのこ掘らないで!」 と、不機嫌になってきました。 僕も気分を切り替えて、 竹林で こっちの竹にタッチ。あっちの竹にタッチ。 とかけっこをして遊びました。 たけのこの根の生え方 たけのこの掘り方 たけのこが育って、竹になること たけのこを自分で掘って、それを家で食べること(収穫から、食べるまで) そんなことを、フィールド体験を通して娘に伝えたい。 その思いは伝わったでしょうか? よく分からないけど、 自然の中で、気持ちのいい時間を過ごせました。 帰り道、娘に 「たけのこ掘り楽しかった?」 と尋ねると 「楽しかった。」 と言うてました。 飽き始めてから、僕がすぐにたけのこを掘るのをやめたのもよかったかな?! 僕個人としては、もっとたけのこ採りたかったけど、 娘に収穫の楽しさを伝えたい、という気持ちの方が強かったので、すぐに切り替えました。 また一緒に、旬の味覚狩りに行きたいな。

4.24しあわせの経済コミュニティフォーラム2020

4/22&24◆しあわせの経済コミュニティフォーラム2020【オンライン】辻...

こんにちは。 神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。 コロナウイルスの影響で、 人と会うことができず、家にいる時間が増えた方も多いのではないでしょうか? 先行き不安な時代にこそ、 地域での繋がり、 持続可能な暮らし方、エコビレッジ、など これからますます必要になることを感じています。 4/22と4/24に zoom というオンラインミーティングができるツールを使用して、 しあわせの経済コミュニティフォーラム2020 という、とても興味深い講演会が開催されるので、 その情報をシェアさせて頂きますね。 GEN(グローバルエコビレッジネットワーク)の代表、 コーシャさんが来日して、 日本全国で講演会が開かれる予定だったのですが、 コロナウイルスの影響で全てキャンセルになり、 その代わりに、 オンラインで定員300名の講演会が、 参加費無料で開催されることになりました。 先週は、 しあわせの経済コミュニティフォーラム2020 ~ Let us build Ecovillages on our neighborhood ~ 若者とエコビレッジの可能性 というテーマで、 共生革命家 ソーヤー海さん × コーシャさんの対談が行われ、 参加者も200名くらいだったのかな? 大好評だったそうです。 そして、4/22 4/24には、 辻信一さんと、コーシャさん、小野さんの講演会、対談が予定されています。 ★★ゲストのプロフィール★★ <Kosha Joubert>(コーシャ・ジュベール) 現在GENの代表。国際的ファシリテーターとして活動、下記はTEDXでの発表記録です。 https://www.youtube.com/watch?v=MmWa3mFKM84 世界各地のコミュニティを訪問しながら、ネットワーク活動、交流と人材教育の支援活動を行う。COP21~25では政府側ブースでも各国代表にエコビレッジの可能性を紹介している。 <辻信一> 文化人類学者。環境活動家。世界各地が個性的で、新しい豊かさに満ちた暮らしの場となるよう、世界のローカリゼーションの旗手と共に、「しあわせの経済世界フォーラム」を主宰し成功に導いた。 <小野雅司> サイエンズ研究所研究員 鈴鹿市アズワンコミュニティ在住 人と社会の本来の姿を明らかにする研究活動と同時に、コミュニティづくりの実践。それに関する教育プログラムの開発と、日本、韓国、ブラジルなどコミュニティづくりのサポートを進める。 引用元 facebookイベントページ https://www.facebook.com/events/1084544978569801/   コーシャさんや、辻信一さんからは、 世界各地のエコビレッジの動き、事例など様々なお話を伺えると思います。 また小野さんからは、 都市型エコビレッジとして成功しているアズワンコミュニティ鈴鹿の ベースとなる教育プログラム “サイエンズメソッド”についての取り組み、実践についてもお話いただけるのではないかと期待しております。 先週の時点で、申し込み100名は超えていました。 今の所、まだ申し込みできますが、 ご興味のある方は、ぜひ申し込みはお早めに!...

シェアハウスやどかり応援したい!

【国際交流シェアハウスやどかり】さんを応援したい!(神戸)

おはようございます。 神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。 新開地駅〜湊川公園駅エリアにある 国際交流シェアハウス やどかり。 前から、名前は知ってたのですが、特に交流はなく、なんとなく気になっていたのですが、 新聞記事を見て、 今のコロナウイルス の影響を受けて、厳しい状態にあることを知りました。 【シェアハウスやどかり】のこと(新聞記事、fbより) 朝日新聞 2020/4/18 記事から引用 https://www.asahi.com/articles/ASN4K71Y5N4JPIHB027.html 経済的に苦しい日本語学校の留学生たちを安価な家賃で受け入れてきたシェアハウスが、新型コロナウイルスの影響で閉鎖の危機にある。海外からの入国制限などを受け、利用者が激減したためだ。地域で孤立しがちな外国人の「居場所」を守ろうと、関係者は模索している。  シェアハウスは神戸市兵庫区の「やどかり」。18部屋で定員は48人。NPO法人「Oneself」理事長の中野みゆきさん(36)が2015年につくった。  中野さんは10年から1年間、中国江蘇省の大学で日本語教師として働いた。中国語が分からず買い物にも苦労し、「日本の外国人も同じ気持ちなのかな」と気がついた。帰国後、日本語学校の留学生が納屋のような場所に住んでいたり、大家とトラブルで追い出されたりすることもあると知り、シェアハウスをつくろうと決めた。  留学生と地域住民の橋渡しをしようと、シェアハウスの共有スペースで月1回はイベントを開いた。留学生が自分の国を紹介したり、地元の大学生や消防団と協力して「防災運動会」を開いたり。最近は技能実習生の寮としても使われ、日本語研修も行っている。  新型コロナウイルスの影響は、今年に入ってすぐ現れた。1月に中国人短期留学生の団体が入居する予定がキャンセルになり、3月中旬以降の技能実習生の受け入れも見通しが立たない。13人いた住人は、卒業や就職で離れ、残っているのは6人に。家賃収入だけでは固定費が支払えないという。「特定の国から来られなくなることはあったが、全ての国がだめになったのは初めて」と中野さん。  閉鎖も考えたが、いまも暮らす留学生は「ここにまた帰りたい」と泣いた。SNSに現状を投稿すると、多くの応援メッセージが届いた。「声を上げたからにはなんとか残したい」ともがくが、金融機関の融資は結果が出るまで時間がかかると言われた。より安値な物件も探しているが、まだ結論は出ていないという。  こんな状況だからこそ、いつも以上に留学生や実習生のことが心配だ。「トイレットペーパーとマスクが店頭から消えていることを知らない留学生もいた。体調が悪くても、どこに相談すればいいのか分からない子もいるのでは」。もし、ドラッグストアなどで困った様子の外国人がいたら、誰かが声をかけてあげてほしいと願う。  支援や問い合わせはやどかり(078・224・5247)へ。(遠藤美波) 引用元 朝日新聞HP 2020/4/18  https://digital.asahi.com/articles/ASN4K71Y5N4JPIHB027.html?pn=4 JRの兵庫駅まで徒歩16分、神戸駅まで徒歩18分と、歩けないこともない。 新開地駅 徒歩4分、湊川駅 & 湊川公園駅 徒歩5分と近く、便利な下町にあります。 部屋は、ドミトリー(相部屋)で、全38名が暮らせるシェアハウスです。 やどかり さんのFBページを拝見すると、 本当に外国人留学生や、技能実習生のことを支援したい、 という想いでシェアハウス運営をされていることが伝わってきます。 facebookページ より一部抜粋させて頂き、引用しております。 ワンルームを借りられて、悠々自適に生活できる留学生を支援しているわけではありません。 経済的に厳しい留学生を支えるために始めたやどかり。 またボランティアベースで活動しているメンバーが多く、 支える側も「気持ち」を繋いで活動してきました。 長期の留学生ができるだけ安価に、そして安心安全に生活できるようにするため短期留学生や旅行者を受け入れバランスをとっていました。 そして私たちが最も重視している日本語支援が必要な技能実習生の受け入れ。 日本語ができないという理由で不当な扱いを受けたりします。 また日本語ができるから面倒だという理由で不当な扱いを受ける技能実習生もいます。 「何かあったら帰っておいで」 そう言って留学生や技能実習生を送り出してきました。 「いってきます。またここに帰るからね」 そう言ってやどかりを出た学生がいます。 しかし、今「帰る場所」を失いそうです。 正しくは失います。 いつ終息するのかわからない状況に勝てるほどの資金力がありません。蓄えられるほどの事業ではありません。 何度も危ない時期がありました。 その度に周りの方々に助けられて乗り越えてきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私自身も日本語学校が休みになってしまい 学生に会えていません。 大丈夫だろうか、情報はきちんと届いているだろうか。 そんなことばかり考えます。 みなさまお願いします。 スーパーやドラッグストアなどで外国人の方が困っていたらどうかお力を貸してください。 声をかけてあげてください。 情報はあきらかに少ないはずです。 少ない情報を友達などでシェアして生活しているはずです。 どうかよろしくお願いいたします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本当に、海外からの留学生や、外国人 兵庫区内にある中古戸建や物件情報をご存じの方。 次のキーワードに少しでもピンと来た方がいらっしゃいましたらお力を貸してください。 #兵庫区#中古戸建#貸店舗#シェアハウス#国際交流...

お団子と記念撮影

オーガニックなお団子作り●よもぎ・にんじん・キャロブで

こんにちは。 神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。   今日は、大家さんファミリーの家族で過ごす日常、 そしてここ最近感じてること、 について書いてみます。 家族でお団子作り 最近は、イベントの開催について自粛中、 そして娘の保育園もお休みなので、 妻と娘と3人で過ごす時間が多くなりました。   お出かけするにも、 子供広場 アンパンマンミュージアム 須磨水族館 などなど、ちょくちょく遊びに行ってた場所も閉まってるし、 どうしたもんか。   家に白玉粉があったので、 一緒にお団子を作ってみよう!   と、みきちゃん(妻)の提案でやってみると、 娘ちゃんがとても嬉しそうにお団子を丸めてくれました。 それから、お団子作りにはまってしまった井上家。   今日は、いろんな色のお団子を作ってみることにしました。   まず、僕らが住んでるハイツから徒歩15秒の所にあるシェアハウス、 和楽居オーガニック の庭に勝手にニョキニョキ生えている よもぎ(オーガニック というか自然そのまま)を二人で摘みにいきました。   よもぎ、わさわさ生えてます。 よもぎの下準備は 柔らかいところだけ取り分ける しんなりするまで湯がく 細かく刻む すり鉢で潰す です。 そして、垂水の自然食品 & 有機野菜宅配のグリーンハウスさんの扱う にんじん(神戸市西区さんのオーガニック) すりおろしてから混ぜる キャロブパウダー(オーガニック) まぜるだけ 純・白玉粉 150g(ムソー) そこに 水 120ml を混ぜて練り、 更に、下準備した材料たちをそれぞれお皿やボウルに分けて、混ぜ合わせます。 ぐるぐる丸めてから、 火が通りやすいように、両手でぺったんぺったん。 娘は   「ぺったん ぺったん!」   と、嬉しそうに連呼していました。   最近、お絵かきにはまってる娘が、 「アンパンマン作って!」 とおねだり。   4色の団子生地を駆使して、アンパンマン、しょくぱんまん、ばいきんまんを作りました。   そして、ぐつぐつ煮える熱湯に、お団子をどんどん放り込みます。...

2020年元旦に夢を見る / 2019大晦日なべパ

あけましておめでとうございます。 『自然素材・無添加リフォーム』『本心から満たされるコミュニティづくり』を目指す 神戸シェアハウス和楽居(わらい)のいのじです。 2020年になりました。 新年初となる今日は、これからの抱負のようなもの。想い、願いを書きたいと思います。 今年深めていきたいこと ●喜びの中に生きる ●生きる喜びを知る ●人が満たされるとは? 2020年は、更にこんな答えのないことを、 居心地の良い家族、友人たちと過ごす中で 「こういう事なんかも。」 とじんわりと味わいながら、 地道に歩んでいきたいと思います。 子供の存在そのものに満たされる大人たち 我が子を見ていると思うことがあります 『こんなにも周りの大人たちに可愛がられ、愛されて、見守られ、 愛情を一身に浴びながら育っていく存在がおるんやな。』 って。 この世界に何かしら色んな偶然が重なり合って、 生まれてきた命。 何をしても「わあ!かわいい!」って大人たちを喜ばせ、幸せな空気を生み出す存在。 生きてるだけで、尊いと感じる存在。 ただ、この子が本心のままにすくすく育っていってほしい、と願いが湧き上がってきます。 湧き上がる、というか、元々好きな存在に対して誰しもが持っている感情に気付く、という感じなのかな。 子供自身は、 喜びとは? とか  満たされる、ってどういうこと? とか いちいち考えてないやろうけど、 生きる喜び そのもの というか、身体から ”幸せエネルギー”みたいなものが溢れ出とるような感じがする。 元々は俺もそんな無垢な幼い日々があった。 どんなに難しい顔してる大人も、長い短いはあれどそんな時代、そんな瞬間はきっとあったんやろう。 元々知っている。 本当の喜び。 心 とはなにか。 自分も、周りの人に対しても、 内面の充実を図ることを一番大切に。 2020年はやっていこうと思います。 きっと2030年頃には、 俺の周りでは、今では予想もできへんようなこと。 『人と人が、互いに心を大切にして、 互いに満たし合っていくような仲間がたくさんいるだろう。』 うん。ほんまにそう思う。 今年もみなさま、どうぞよろしくお願い致します😀 写真は、大晦日に集った時。 僕ら井上家の娘を思いっきり愛でてくれるシェアメイト、友人たちとの年越しのワンシーンです。 ご飯も美味しかった!

どれが好きかな 人それぞれ

『美しいのが好き』なのか?『美しいから良い』のか。

紅葉していく桜の葉。 1枚として同じ色、形のものはないなー。 真っ赤になるまで色づくものもあれば、 黄色みがかっていく過程で枝から落ちたものもあります。 それぞれに違いがあるから美しいのかな、とも感じました。 2歳3ヶ月になる娘と、葉っぱを拾って並べてみました。 僕は真っ赤に色づいたものや、黄色一色のもの。あまり葉に穴が開いてなくて、形の整ったものを自然と選んでました。 娘は、茶色く枯れてパリパリになった葉っぱ2枚と、 たくさん穴の開いてる赤みがかった葉っぱを拾ってました。 すぐそばで、小学生低学年くらいの男の子たち5名で遊んでる会話が聞こえてきました。 「この木をキレイに飾ろう!」 「その葉っぱはいいなー!キレイなやつにしろよ。」 「こっちはいいで!これはだめ。」 「穴が空いてるのはいいで。色がキレイなやつ選べよ。」 などと、仕切ってる男の子が言うて、 他の子はその子の基準に合わせるために、 「これはどう?」 とか確認しながら葉っぱを集めてました。 人は、いつから、 ●こっちがいい ●こっちはだめ ●こちらの方がきれい ●こちらはきれいではない と、「良い」「悪い」という判断をしていくようになったんだろう。 自分で決めたルールに従って動いていくのかな。 滋賀にいるおばあちゃん(妻のお父さんのお姉さん)に会いに来て公園で遊ぶ中色々と考えていました。 この一週間、鈴鹿のサイエンズスクール 『人生を知るためのコース』 という合宿に参加して、 日常から離れ、自分の中でのモノの観方を知るための時間を過ごしてきました。 俺はこっちが好き。嫌い。したい。したくない。 という気持ちではなくって、 「これは良いこと」 「これは悪いこと」 「悪いことが起きた。なんとかしないと!」 「悪いことが起きないように、今これをやっておかないと!」 などなど、 自分の気持ちに沿って、 素直にやりたいことをやってる訳じゃないな。 ということが日常の中にたくさんあることが浮き彫りになる。 そんな一週間でした。 特に辛い訳でもなく、逃げ出したくなるようなことが何かがある訳でもないんです。 ただ、日々の暮らしの中で、 どの場面をとっても幸せ。 そんな毎日を家族で過ごしたいな。 そして、それが シェアハウス和楽居のみんなや、垂水の地域コミュニティの人たちにも拡がっていく。 大きな繋がりの中で、 満たし、満たされながら暮らしていく。 そんな中で、自分一人の心の状態は、大きい気がするなー。 ほんまに “幸せ” な瞬間瞬間を積み重ねていこう。 そう感じてないとしたら、何が起きてるのか。 そこを知っていきたいな。 今も結構いい感じやけど、 更にラクで、楽しく、人と自由にやり取りできるようになっていく予感がします。 そんなことを考えている、シェアハウス和楽居(わらい)の大家さん いのじでした。

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